不動産購入の価格交渉はいつ・どう進める?成功率を上げる順番と事前審査のポイントを宅建士が解説

気になる物件を見つけたとき、「少しでも安く購入できないか」と考える方は多いと思います。しかし、価格交渉は進める順番を間違えると、話が前に進まないことがあります。

この記事では、宅建士の視点から、不動産購入時に価格交渉をするタイミングと、交渉成立の可能性を高めるための準備について解説します。

下記の動画で弊社代表の沢辺がより詳しく説明しております。

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この記事で分かること

  • 価格交渉を切り出す適切なタイミング
  • 購入申込書に記載する内容
  • 住宅ローンの事前審査が価格交渉に与える影響
  • 物件が決まる前にしておきたい準備

価格交渉は「購入の申し込み」のタイミングで行う

不動産の価格交渉は、購入の申し込みをするタイミングで行うのが基本です。物件探しから申し込みまでの流れは、次のとおりです。

ステップ 内容
1. 物件探し 希望条件に合う物件を探す
2. 内見 実際に物件を見て、購入を検討する
3. 購入申し込み 購入の意思を申込書に記入して示す。このタイミングで価格交渉を行う

物件を探してすぐ「いくらまで下がりますか」と問い合わせても、交渉が進むことは少ないのが実情です。売主の立場からすると、物件をまだ見ておらず、購入するかどうか分からない人に対して、具体的な価格を示すのは難しいためです。実際に内見をし、「この条件であれば購入する」という意思を具体的に示した買主に対して、売主は初めて検討に入れます。

購入申込書に記載する主な内容

  • 希望する購入金額
  • 契約日の希望
  • 引き渡し日の希望

売主の事情に合った条件を提示できると、交渉がまとまりやすくなります。実際に、350万円の価格交渉がまとまった取引でも、買える準備を整えたうえで、売主の事情に合う条件を出せたことが大きな要因でした。

住宅ローンの事前審査が価格交渉を左右する理由

購入申し込みのタイミングで特に重要になるのが、住宅ローンの事前審査です。購入したいという希望だけでなく、実際に資金を用意して購入できる見込みがあることを示す必要があるためです。

事前審査の状況 売主側の対応の傾向
完了している 購入できる見込みが明確なため、申し込みを前向きに検討しやすい
完了していない 審査結果が出るまで販売活動が続けられたり、審査が進んでいる他の買主が優先されたりするケースが多い

物件が決まる前に事前審査を済ませておく

まだ購入する物件が決まっていない段階でも、予算に近い物件を使って住宅ローンの事前審査を済ませておくことをおすすめします。物件が変われば審査は再度行うことになりますが、準備を早く進めておくことには意味があります。

価格交渉に向けた準備チェックリスト

  • 内見を行い、購入の意思を固めている
  • 予算に近い物件で、住宅ローンの事前審査を済ませている
  • 購入申込書に、希望金額・契約日・引き渡し日の希望を記載できる

まとめ

  • 価格交渉は、内見後の購入申し込みのタイミングで行う
  • 申込書には、希望金額に加えて、契約日・引き渡し日の希望も伝える
  • 住宅ローンの事前審査が完了していないと、他の買主が優先されることがある
  • 物件が決まる前から、予算に近い物件で事前審査を済ませておくとよい

よくある質問

Q. 物件を見つけたら、すぐに値下げ交渉をしてもよいですか?
A. 最初から「いくらまで下がりますか」と聞いても、交渉が進むことは少ないです。内見をしたうえで、購入申し込みのタイミングで、希望金額を具体的に示すのが基本です。

Q. 購入申込書には、金額以外に何を書けばよいですか?
A. 希望する購入金額に加えて、契約日や引き渡し日の希望も伝えます。売主の事情に合う条件を出せるかどうかも、交渉の結果に影響します。

Q. 住宅ローンの事前審査は、購入する物件が決まってからでもよいですか?
A. 物件が決まる前に、予算に近い物件で済ませておくことをおすすめします。物件が変われば審査は再度行いますが、事前審査が完了していないと他の買主が優先されることがあるため、準備は早いほうが有利です。


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